2016年3月6日
ブロンプトンで奈良自転車道(2) 慈光院
前回の記事を書いた頃から頭痛が酷くてずっと寝込んでいたのですが、どうも風邪を引いてたようです。インフルを心配しましたが、お陰様でだいぶ落ち着きました。
さて、奈良自転車道に入ってからしばらく走ると『慈光院』の看板が目立つようになってきました。法隆寺で時間を食ってしまったのでスルーしようかとも思ったのですが、やっぱり寄ってみることに(事前調べの無さが伺えますね)。→ 公式サイト
結論から言えば、ここはお奨めです。
入口にはここの簡単な紹介。寺ではありますが、敷地全体が茶席として設計されています。
なので、参道も雰囲気満点。
さらに玄関をくぐり、庭園に入ります。
確かにお寺という感じでは無いですね。中にお坊さんがいなかったら豪奢な邸宅としか思えません。
拝観料は1,000円。安くはないですが、中の豪奢さとお茶菓子が出ることを考慮すればむしろお得感があります。なんと食べログに乗ってる上に結構高評価。
入ってすぐのところの中庭。
火鉢とかいいですね。少し前なら実際に火が入っていたかも知れません。
奥の座敷では団体さんが住職の説明を受けていました。なんか話しっぷりが抑揚豊かで寄席みたいな雰囲気でしたよ。それを横目に庭園を散歩します。
お寺だろうとどこであろうと鎮座するお稲荷さん。逞しい。
奥の中庭ではまた別の方が案内をされていました。天井に竜の絵が描かれており、パンッと手を叩くとびーーーんと響くのです。「実によく鳴く竜であります」とのこと。
ちょっとした渡り廊下の横に見える小さな庭も赴き深くて良いですね。見えるところは隅々まで手が入れられている日本人らしい細やかさです。
団体さんの高座が終わったので庭に面した座敷に戻ってお茶を頂きます。というか、声をかけられなければお茶が出ることに気付かず帰るところでした。よくお客さんを見てらっしゃいます。
まず出されたお菓子。この慈光院を建てた片桐氏の家紋を象っているそうです。
続いてお抹茶。もっと濃いものを想像していたのですが、さらっとしていて大変飲みやすく美味しゅうございました。今までこういうのはスルーしてましたけど、今度から見逃さないようにしよう。
御朱印を頂き、非常に満足して慈光院を辞しました。
奈良自転車道をさらに北へ。最早歩道ですら無く、単なる緑色に塗られた側道です。
富雄川に着いたところで、ようやく自転車道らしくなりました。
川沿いに快適な道が続きます。この辺もあと一月もすれば見違えそう。
再び市街地へ。この歩道橋のあるところで左折(北上)します。非常にわかりにくく、最初は直進してしまいました。半信半疑でしたのですぐ戻りましたが。
途中見かけた大木。大阪でもちょくちょく見かけますが、こうして道のど真ん中にあっても切り倒さず残した当時の人々に最大級の賛辞を送りたいです。樹齢500年。
途中、拡充工事の区間があり対面の歩道を走行。完成が待ち遠しいですね。
郡山城跡。以前にも記事を書いてますが、ここの桜は見事ですので咲いたらもう一度来なくてはなりません。
ところで、ここまで来て「あ、また間違えたか」とUターンしたのですが、ルートラボを見るとこの辺まで来てUターンするところまでコース?
そんなのわかるか!と憤りつつ、まだ続く。
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