2016年3月5日

ブロンプトンで奈良自転車道(1) 法隆寺 ~ 法輪寺

だいぶ温かくなってきましたね。そろそろどこかに輪行したいなぁ。でも桜にはまだ早い、ということで奈良自転車道なるコースを辿って寺社巡りして参りました。


何でも奈良を縦断、さらに京都まで繋いでしまおうという長大な計画で昨年着手されたらしいですが、当然ながらまだ完成しておりません。今回走ったのは法隆寺~奈良のルートですが、迷いやすい点も多くその辺の案内も交えて紹介して参ります。


実際に走ったルートはこんな感じですが、本来の自転車道から外れてしまったところもいくつかあります。正しいルートはこちらをご覧下さい。→ ルートラボ・奈良自転車道


まずは法隆寺までさくっと輪行‥‥なのですが、天王寺駅で発煙騒ぎがあり確認のため遅延発生。ただでさえのんびり出てしまって時間無いのに‥‥。


 ともあれ、法隆寺に到着してぱぱっとブロを組み立てます。ここから1つ2つ隣の町で幼少時の10年を過ごしているのに、訪れたのは今回が初めてです。まあ、子供が好んで来るところじゃないですねー。


南大門で降り、横の鉄柵にブロを地球ロック。平日の正午とあって人影は非常にまばらです。


ふと、下に目をやると‥‥おお!


春の使者です!


中門は大規模な補修工事中。再びお目見えするのは3年後らしいです。日本最古の金剛力士像が見られなくて残念。


横手から拝観料を支払って入るとご存じ五重塔がお迎えです。なお、1,500円也。高い‥‥とその時は思いましたが、これ一枚で西院伽藍(ここ)、大宝蔵院、東院伽藍の全てに入ることが出来ます。


大講堂。五重塔なども含め建築物の中には仏像が鎮座していたり興味深い彫り物があったりしますが、撮影禁止です。


良い感じに咲き始めています。


西院伽藍を抜けてお隣の聖霊院。御朱印はここで頂きます。300円お納め(支払うとはいわない)。


『以和貴』。和を以て貴しと為す。聖徳太子が日本で初めて制定した十七条の憲法の内の一説です。この深い言葉については色んな解釈があるようですが、日本人らしく無理に我を通さず、和を尊重しましょうという解釈で良いと思います。

個を殺すというネガティブな評価もされるこの日本人の気性ですが、天変地異が非常に多く、いつでも一糸乱れぬ行動ができないとみんな死んでしまうというこの国の風土に育まれたものなのでしょうね。


宝蔵院へ向かう途中で団体さんが解説を受けてました。この辺は全寮制の学校みたいなところだったらしいです。


宝蔵院の中は博物館になっており、様々な宝物を鑑賞することができます。意外と面白くてかなり時間を食ってしまいました。割と拝観料の元が取れた感じ。


東大門を抜けて、東院伽藍へ。自転車押し歩きで持ってきた方が良かったかも。
左に並んでいるのも桜かな?やはりこの季節に来るのは勿体なかったか。


到着。


でも中はこれ見て終わり。スカー。


思った以上に長居してしまいました。実はまだ自転車道なるものを見つけていないのですが、どこかで合流できるさと適当に北上。


と、その先に三重塔が。


法輪寺です。自転車道の途中にあることは確認していたのでひとまず安心。せっかくなのでここもお参りします。


境内を散策するだけなら無料ですが、御朱印を頂くには奥の講堂に入る必要があり拝観料500円+300円お納め。立派な仏像を見ることができますが、一間しか無いので法隆寺の後ということもありますがちょっと残念。


法輪寺を辞してしばらく走ると、ありました!奈良自転車道の標識です。
まあ見ての通り緑色に塗られたただの歩道なのですが、路面は滑らかで凹凸に弱いブロンプトンでも快適でした。歩行者もいないのでスイスイと進みます。

ここまで書いて、凄くタイトルに偽りありという気が。
自転車道の紹介が最後の三行だけとかw
気にせず続く。

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