特に後者は20倍光学ズームが大活躍してくれていたのですが、そろそろ画質がきついなと思うようになり、ワンランク上のカメラを探していました。
購入したのは Panasonic の LUMIX DC-TX2(以下TX2)。一般的なスマホより遥かに大きい1型のセンサーを搭載し、さらにこのクラスでは光学ズーム15倍という他にないスペックを誇っています。
動物(特に猫)を撮るのが好きなので、ズーム性能は外せません。その分明るさが犠牲になるのですが、夜は撮らねぇと割り切りました。
ちなみにソニーの最新機種、RX100M6(以下M6)との間ではかなり悩みました。
決め手はズーム倍率と価格差。TX2は8万円台で買えましたが、M6は13~4万します。倍率も約8.6倍とTX2には劣ります。
もちろんM6が勝る部分も多数あるわけですが、自分には必要ない部分と判断しました。
結果としては概ね大満足。M6にはないタッチパネル対応の液晶も使いやすく、こちらを選んで良かったと感じました。唯一不満なのはアプリの使い辛さ。ソニーはデータを無線で直接PCに飛ばせたのですが、パナソニックはスマホにしか飛ばせません。仕方ないので、いったんスマホに飛ばしてからNASアプリとGoogle PhotoでそれぞれPCとクラウドに飛ばしています。それ以前にスマホとの接続に失敗することも多いです。
何が素晴らしいって、ピンボケ等の撮影ミスがほとんどなくなりました。高速オートフォーカスの恩恵でしょうか。
今まではちゃんと撮れたかどうかをスマホやカメラの液晶で確認しづらく、自宅でPCに表示させて初めて「あっちゃー」と天を仰ぐことがしょっちゅうでした。
しかし、このTX2では液晶上でピントを合わせたい箇所に直接タッチすると、以後それを追尾します。あとはシャッターを押すだけで瞬時にフォーカスしてくれます。
これは撮りまくらねば損と、早速二日に分けてあちこち巡って参りました。
なお、虫の写真がそこそこありますので苦手な方はご注意ください。あと、飯テロ。
まずは秋篠寺で風景撮りから。拡大すると画質が荒れるスマホと違い、どこまでも精密に撮れています。1型センサーの威力が遺憾なく発揮されていますね。
丁度萩が見頃だった元興寺(がんごうじ)にて。ちょっと萎びてますが、それでも十分美しいです。
芙蓉にマクロ接写。拡大すると花粉の一粒一粒から、撮ったときには気付かなかった極小の羽虫まで鮮明に見て取れます。恐ろしい…。
ブログ上では拡大に限界があったので、証拠の切り出し。
このあと、調子に乗って秋の七草に集まる虫を撮りまくりました。
さすがに近寄ると逃げるので、離れた場所から最大ズームです。デジタルズームも入って多少荒れますがそれでも感動ものです。
久米寺で出会った御猫様。もっふもふ!拡大してさらにもっふもふ!
おふさ観音にて、バラ園。
池の亀も、15倍ズームでこんなに鮮明に。
等彌(とみ)神社。鳥居をくぐって奥に足を踏み入れた途端にサーッと空気が変わって驚きました。苔が美しかったので、つい接写。
大神(おおみわ)神社。遠くの人の顔も鮮明に写ってしまうため、プライバシーに一層気を遣わなくてはなりません。
天理の石上神宮(いそのかみじんぐう)で放し飼いにされているニワトリ達。強そう。
天理スタミナラーメン。夜に見てはいけない。
最後は、うちの子たちで〆。
これからの秋の行楽シーズンが捗りそうです。
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