午後5時を過ぎたら寺社はみな閉店です。さあ、どこで帰るか考えながら走るとしましょう。
川沿いの快適な道が続きます。以前は一応緑色に塗っていたのか、それっぽい色が残っているような気がします。
この時間になると日が傾くのもどんどん早くなっていきます。夕陽の平城宮跡を拝むことができるのか？
後から確認すると一応ルートとして平城宮跡の中に入るらしい（近鉄線沿い）のですが、耐えきれず西側を北上する途中で中に突入。一面禿げ野原です。
ここは広い敷地の中を自転車道が網の目のように張り巡らされており、とても快適です。
なので、自転車を楽しむ方もたくさん見かけます。
望んでいた絵を見ることができました！まさにまほろばの一枚です。
北に抜けて、再び自転車道へ。入口が凄くわかりにくかったですが、正規のルートを通っていたら自然とここに来られるのでしょうか？
すでに看板だけが頼りです。何か、宝探しでもしているような気分になってきました。
市街地は通らず、古墳の間をくぐって大きく北側を迂回していきます。
なので、右も左も自然いっぱいの道が続きます。これはちょっと嬉しい驚きでした。ここ絶対1ヶ月後に通ったら凄い。
いいねいいね。テンション上がりますよ。でも起伏も多く結構疲れます。
途中、道の脇に佇む猫を発見。逃げる様子も無いのでお近づきの印に持ち歩いてるカリカリおやつを出そうとしたら、その動きの方が気になったのか鳴きながら立ち去ってしまいました。残念。
再び市街地に入ります。さすがにもういいでしょう。終点は近鉄奈良駅なので直行した方が早いのですが、なぜか自転車道はさらに東側を迂回します。ええい、ここまで来たんだから最後まで付き合いましょう。
付き合う必要なかった！
突き当たりまで行って南に右折。
でもこんな道。ええ、付き合う必要なし。
最後は奈良公演の通りを西に戻って近鉄奈良駅到着です。ただ単に奈良公園に連れてきたかっただけなのかも知れません。
すっかり日も暮れて鹿もまったく見かけません。さっさと輪行で帰りましょう。
近鉄奈良線で帰るときの常で、途中下車して Cat Cafe 鮪 さんへ。しばし歓談していたらもう午後9時近く。なのでお暇しようとしたら、ロールはんが膝にズシン！
そのままアゴ乗せて寝ちまいやがりました。席を立とうとすると膝に乗ってくる、猫を飼っているとあるあるですね。しかし幼少の頃からたくさんの猫を飼ってきましたが、ここまで酷い乗り方をする猫は初めてです。そもそもうちの飼い猫じゃ無いのに！
ちなみに反対側はベル太がしっかりロック。結局、さらに30分近くお邪魔することになってしまいました。
店主曰く、膝に乗りに行く人は結構選り好みするらしいです（店主自身には乗ったこと無いそうな）。そう言えばうちでも乗らない人には乗りませんな。
ってことで、春を前にした奈良自転車道のレポートでした。桜が咲いたらまた走りたいところですが、京都に吉野に高野にと走りたいところは山ほどあるんですよね‥‥桜の時期がもっと長ければと思わざるを得ません。
さて、皆さんはこれからの季節をどう楽しまれますか？
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