最後の桜日和となった週末です。今回も写真大量。
まずは近所の学校にてさくっと選挙を済ませ、そのまま近鉄阿倍野駅へ。
吉野まで行って最後の桜を見てこようかとも思ったのですが、朝8時の阿倍野駅に響く『吉野行きの特急は全席売り切れました』のアナウンスにゾッとして橿原神宮に予定変更しました。阿倍野~橿原神宮前の駅を経由する Ingress のミッションも消化したかったですしね。
Sバッグを乗っけてもこの大きさに納まるブロンプトン。急行に乗ったから、あっという間に到着しますよ!‥‥え、ミッションの駅に止まらない?(以下略
8時に出立したのに着いたときにはなぜか10時を過ぎている。謎です(遠い目)。
橿原神宮は初代天皇である神武天皇が御祭神です。表参道はダブル鳥居。
二の鳥居から振り返ったところ。
写真では伝わりにくいのですが、神社はその領域だけのみならず、周囲の森や山に渾然一体と溶け込んでいるのが一番の魅力だと思うのです。
手水舎もさすがの規模です。
超有名どころなのでさすがに静謐さは望めませんが、素晴らしさは文句なしですね。結婚式も厳かに執り行われていました。
北参道に入ると、一気に人がいなくなります。しかしこれはこれで。
神社にはどこにも御神木と呼ぶに相応しい木々があります。これは大多数の中の一本に過ぎないかも知れませんが、下から見上げると本当に見事です。
表参道に戻り、御朱印と交通車両安全の御守りを頂きました。自分も他人も傷つけることのありませんように。自転車だけど安全運転。
表参道の横にある深田池。木に吊された渡り鳥のような紙細工は何でしょうね?
湖面にも。
外周をぐるっと回ると神武天皇のお墓がありました。
駅まで戻る途中にあった久米寺。聖徳太子の弟君が創建されたとか。
こちらが表。
御朱印巡りのポスターが貼られていたのですが、肝心のここの御朱印は頂けませんでした。神社と違って社務所のような窓口が見つけにくいのが寺の辛いところ(窓口はあったのですがお留守でした)。
久米寺のお隣にあった小さな神社、久米御縣神社(くめのみあがたじんじゃ)。
橿原から、明日香村へと向かいます。南大阪もそうですが、こういった古墳のような地形(というか、古墳です)が至るところに見られるのが凄いですね。
なおご覧の通り良いお天気ながら雲が垂れ込め、風も強かったです。この写真を撮るときも何度かブロンプトンが倒されました(前後のバッグがクッションになってセーフ)。
走っているときも向かい風のキツいこと。
水辺では亀が日向ぼっこ。
と思ったら、水面にも大量にいたー! こいつらが亀石のモデルか‥‥。
明日香巡りミッションのスタートはここ、甘樫丘。どうやらてっぺんにポータルがあるようなので、駐輪所に止めて徒歩で登ります。
反対側には川。こういうの好きですね~。
登りながら下を見ると、すでに世界は新緑の季節です。ちなみにもう結構息が上がってたり。
ゼイゼイ‥‥やっと着きました。しかし疲れも吹き飛ぶ絶景です。危うくポータルハックし忘れるところでした。
明日香村が一望!(大袈裟)
映っているUFOは強風に煽られる落ち葉です。ペチペチ痛い。
映っているUFOは強風に煽られる落ち葉です。ペチペチ痛い。
上った道を再び下り、次の目的地は飛鳥寺です。拝観料350円。
中では寺の由来や色んなことをご説明されてました。皆さん正座して傾聴。おかげでこの後かなり時間が押してしまいました。なお写真もオッケー。とは言え恐れ多いので手早く取ったらブレブレです。この飛鳥大仏は年代のわかってるものでは日本最古(606年完成)だとか。同じく納められている仏舎利も(伝来が?)最古とのこと。幾度もの天災をくぐり抜けてきているため、お顔も傷だらけです。左右で表情が違うのだとか。
中庭も素敵です。
さーて、次に向かいますよー。ところですでにお昼を過ぎています。お腹すきました。しかし見ての通りなーーーんにもありません。ひたすら走りますよ。この景色がご馳走です。
‥‥なんてね。途中で見つけた『珈琲さんぽ』。鶏カレーのキーワードに何も考えず飛び込みました。Oh!...1,000円。まあ、観光地価格だよね。と思ってたら出てきたのがこちら。
もろ好みのスパイシーなチキンカレー。ライスの添え物にはカレーでソテーされたポテトと根菜のマリネ。さらにミニサラダにデザートの杏仁豆腐!観光地価格なんて言って済みませんでした。とても美味しかったです。
お腹が膨れたところで次の目的地である石舞台へ。小さい頃、学校の遠足か何かで来て以来です。
周囲は公園化しており、くつろぐ家族でいっぱいでした。昔の記憶では、もっと殺風景だったのですが。
ここも入るのは有料でしたー!なので外からパチリ。
桜は散っても、菜の花はまだ満開です。こうなるともう食べられませんけどね!
橘寺。入る時点でもう拝観料350円。お金のかかるミッションです。とは言え、先の飛鳥寺とも素晴らしい御朱印を頂けたので個人的には満足。
亀石です。ふつーの民家の庭に置かれてる感じ。実際には亀石がまずあって、その隣に建物が作られたわけですが。
亀と言いつつ蛙に見えないことも。実際、辺りには蛙の声がしてますし。ゲロゲーロ
鬼の雪隠(トイレ)。道からだとそっぽ向いてます。
回り込むとこんな感じ。小はともかく、大はどうするのでしょう。
道を挟んで竹林の中に佇む、鬼のまな板。
捕まえてきた人間を、ここで捌きます。でこぼこなので、肉も骨も砕いてつみれ鍋にしていたのかも知れません。
最後の目的地は有名なキトラ古墳。地図を見ると、また道路ないよ!山歩きだよ!とちょっと絶望しましたが、実際にはこのように立派な自転車道が伸びており、乗ったまま全ての場所に行くことができます。
実際に着いたら、高松塚古墳の方でした。どちらも壁画で有名ですが、日の光の下にさらされたことで急速に劣化してしまったのは悲しいことです。
以上、足早に過ぎた飛鳥ツアーでした。この後八尾まで輪行して長瀬川沿いに散る桜を楽しみながら北上する予定だったのですが、すでに午後3時を回っていたため大急ぎで大和八木駅へと走ります。幸い、線路沿いの道路が走りやすくてあっという間に8キロ走破。
‥‥また急行に乗っちゃいましたよ。
え、八尾に止まらないの?長瀬にも?道理で Google 先生が鶴橋まで行って戻るおかしなルートばかり表示するはずだよ! → ミッション ABORT。
まあ時間的にも厳しそうですし、布施で降りて最後の目的地に向かいます。
その名は『Cat & Rally Cafe 鮪』。にゃーん。
8匹の猫と戯れられる非営利猫カフェ、というだけでも十分不思議なのですが、フロアの片隅は自転車とその整備パーツで埋め尽くされているという謎スペースです(褒め言葉)。自転車と猫とか、今の自分にとってご褒美としか考えられません。
なお本日訪れたときも、持ち込まれたブロンプトン(台湾製)の整備のまっ最中でした。本当に謎です(褒め言葉)。
本日のお客様は自分も含めて5名。うち3名はブロ乗りで店主の2台も合わせると5台のブロンプトンが部屋の一角に!ということでお約束の並べて記念撮影です。美しい‥‥。
こう見ても、一台たりとも同じものがありませんね!
こら、人の膝の上でカメラのストラップに噛みつくんじゃない!
おかげで他の子達を撮るのをすっかり忘れていました。
2時間ほど自転車談義したり、猫とモフモフしたりしてからお暇しました。また遊びに行かせて頂きます。
本日の遍歴。
- 橿原神宮
- 飛鳥寺
- 橘寺
さて、また明日から雨が続く日々です‥‥。
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